映画「インセプション」感想 【ちょいネタばれ】

俺:29歳

クリストファー・ノーランと言えば、私は「メメント」(2000年 俺:19歳)で知った監督さんなのですが、
「メメント」は当時すごく評価が高かったですね

物語の構成が革新的でした

最近(というか前作)ではダークナイト(2008年 俺:27歳)、なんで渡辺謙

と言われれば、バットマン ビギンズ(2005年 俺:24歳)繋がり・・・
どっちもバットマンやないかい


という声が聞こえてきそうですが・・・
今回は待望の完全新作っす

では、感想を

おぉ、そんな感じで始まるのか・・・と興奮しました

<ストーリー>
夢の中でアイディアを盗む産業スパイ。主人公コブ(ディカプリオ)はそんな一流の夢泥棒。
日本でとある実業家:サイトー(渡辺謙)の夢へ侵入し、情報を盗みだそうとしていた。
しかし、コブの心の問題が原因でミッションに失敗してしまう。
そんな時、ターゲットであったサイトーから逆に仕事を頼まれる。
仕事の内容は「盗み」ではなく「植えつけ(インセプション)」だった。
ライバル企業であるフィッシャー社の御曹司に、
父親が築いた巨大企業を潰すというアイディアを植えつける。
報酬はコブの犯罪歴の抹消。
犯罪歴が消されれば、アメリカで待つ子供たちに会える―――。
「盗み」よりも難易度の高い「植えつけ」。
コブはミッションを成功させるべく、
ポイントマン、偽造師、調合師、設計士、そしてミッションの成否を確認する観光客(サイトー)とともに、
「植えつけ」へのシナリオを実行する。
映像がすごかった


この一言に尽きる

マトリックスとかアバターとかもそうだけど、今はもう特殊・視覚効果でどれだけの世界を描き出せるか、
ではなく、その根底となる世界観の設定をどー持ってくるかっつーのが、
重要な気がするんだけど、今回は「そうか夢できたか」とニヤリ

全て電脳世界に置き換えられるじゃないか

と侮ってはいけません


夢=潜在意識とし、そこから無意識に具現化してしまう大事な情報を盗みとるという発想

夢から情報を盗みとる産業スパイ対策として、訓練により潜在意識内にガードマン(的なモノ)を配置したりと、
結構細かい設定がかなりおもしろかった

でもってそんなガードマン(的なモノ)との攻防戦の中「植えつけ」というミッションをクリアしていく傍ら、
もう一つの軸であるコブの心の問題。
それは、コブの奥さんであるモル(マリオン・コティヤール)の自殺に起因する。
モルは夢と現実の区別がつかなくなり自殺してしまった。
それ以来、コブの潜在意識が投影するモルにミッションを妨害されるようになるのだ。
「植えつけ」という軸とコブの心の問題という2つの軸でかなりイイ感じに仕上がってるっす。
映像に関してはどーやって撮影したのかがすごーく気になる。
メイキング映像込みのDVD・ブルーレイなら買ってもいいかな

と心底思いました



俺は映像のすごさを謳う映画に関しては、
映像さえ観れればちょっとくらいストーリーが駄目でも基本的には満足するんだけど、
これはホントに両方楽しめました


→公式サイトはこちら

では、ディカプリオ繋がりで、
→過去記事「シャッター アイランド」はこちら







| .2006年-2010年 ●洋画
| 2010年08月21日 09:00
| comments:0 | trackbacks:5 | TOP↑