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メディノービス

198X年生まれのメディノービスがふれてきたアニメ・映画・ドラマ・本・音楽etc...を激甘に語るブログ♪             最大の目標は年表作成★

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映画「大奥」感想 【ちょいネタばれ】

大奥(2010年10月01日公開 監督:金子文紀 脚本:高橋ナツコ 原作:よしながふみ)
俺:29歳

映画_大奥


映画大奥」観てきました

DVDでもいいかな・・・って思いもあったけど、
久しぶりのニノの演技を是非劇場でと思いまして

さてこの大奥ですが、元ネタよしながふみさん原作の漫画「大奥」になります


漫画のストーリー
とある村の少年・定吉が山へ出かけ熊に襲われた。大けがをし、絶命寸前に助けられたが間も無く息を引き取った。
奇怪なことに定吉の死後、定吉の二人の兄が原因不明の高熱を出し、全身に真っ赤な発疹を膨れ出し死んだ。
兄の幼馴染もまた・・・。その疫病は男だけにかかり、若い男がかかると十人中八人は死んだ。
村から村へと広がった疫病は、数年の後には関東一円からさらに西へと広まり、男子の人口は減り続けた。
そして八十年あまりの歳月が流れた頃、男子の人口は女子のおよそ四分の一で安定し、
男の子は子種を持つ宝として大切に育てられ、女が労働力の担い手にならざるを得なかった。
あらゆる家業が女から女へと受け継がれた。そして三代家光以降、将軍職もまた女子の継ぐ所となった・・・

※過去記事より抜粋。

→過去記事「大奥」はこちら


通常の「大奥」とは違い、疫病により男女の比率(1:4)になってしまったという設定で始まり、
女将軍の元に男が大奥入りをするという男女逆転が売りの人間ドラマとなっております

たった一つの嘘は男女逆転
(江戸時代の男女比はマジで4:1だったらしいです・・・)

→映画「大奥」公式サイトはこちら


それでは、感想のはじまり、はじまりぃ~





ストーリー
貧乏旗本の息子・水野(二宮和也)は不毛な恋をしていた。
名門薬種問屋の一人娘・お信(堀北真希)、幼馴染である彼女との恋は身分違いの恋。
両想いながらも決して結ばれることのない恋に、水野は決心する。
この想いを絶ち切るため、家族への恩返しのため、「大奥」に入りご奉公することを。
そして水野が大奥の仕来たりに慣れた頃、世は8代将軍・徳川吉宗(柴咲コウ)の天下となる・・・。


では感想です。

よかった

この「よかった」には色んな意味が入る。

嘘臭くなくて良かった。
みんな本気で良かった。
原作を壊してなくて良かった。

ホント

思ってたよりもずっとずっと良かった

です

もっと嘘臭くなるのかなぁ・・・と思ってたんだけど、監督がこだわったように全く違和感の無い、
普通にあっただろう「大奥」の世界としてちゃんと観れた
それは見せ方だけじゃなく、役者がホントにみんな良かったせいでもあると思う

特にニノは良かった てか二宮和也で良かった
拙者は昔「青の炎」(2003年)の二宮の演技にめちゃめちゃはまりましてですね・・・
それ以来、ニノがでるドラマとはとりあえず見るようになりまして・・・
その影響でジャニーズとか全く興味ないんだけど、はちょっと好きかな・・・って言えるくらいになりまして・・・
まぁそんなこたぁどーでもいいんだが
今回はホント適役だったんじゃないかな
最初はマジかよって思いましたけど・・・おほほほ・・・

もちろんその他の役者さんも皆素晴らしかったですヨ
吉宗を演じた柴咲コウはカッコよかったし、和久井映見はそっくりだったし、佐々木蔵之介は曲者だったし、
個々に上げたらきりがない

大奥でもがく男ども・・・

で、思った。
基本今までの大奥ってドラマしろ映画にしろ、
女の嫉妬とか欲望とか、それを原動力にしてる「怖さ」がメインだったと思うんだ・・・

わしは2006年の「大奥」も劇場で観てるんだが、
あれは「絵島生島事件」っつー一見ラブストーリーで終わるのかなと思いきや、
結局は陰謀によって陥れられたっつー女同士のバトルなわけですよ・・・

※余談だが、高校日本史で絵島生島事件は世紀のラブストーリーだと、
 完全に日本史の教師の歪んだ熱意教育を受けていたため、
 映画を観てその真相とも言い伝えとも言われる内容にびっくりしたのだ・・・
 まぁ、どっちにしろおもしろいとは思うけど。

で、戻るんだけど、今回その大奥でもがく女たちを「」にすることで、
すごく綺麗だったんだよね・・・
もちろん醜い部分っていうのも出てくるんだけど、それも策略としてちゃんと見れるっつーか、
なんかうまく言えないんだけど、

すごく清々しかった

これはやっぱ女=ネチネチと怖い・・・というイメージが自分にもあるからなのだろう・・・

そーゆー部分がね、漫画では想像できなかったんだよね。
できなかったっていうか、そんなふうに見えてくるんだって気付かなかった。
だからホントね、映画観て良かったなって思った。

逆にちょっとどこかパラレルワールドとして楽しむ原作の世界に、
血を通わせたんじゃないかな・・・


ただ、これらの感想は原作をこよなく愛する人の感想なので・・・
まったく原作を知らずに観た人が何を思ったのかは・・・気になりますね・・・

でもこれだけは言える。

観て損はしないと思うヨ

音楽も良かったぁ~


ただ。たーだ、一つだけ言わせて欲しい。

二ノよ、少しでいいから筋肉をつけてくれぇぇ




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キーワード:大奥 映画 邦画  

| .2006年-2010年 ●邦画 | 2010年10月06日 21:25 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑ ブログパーツ

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