メディノービス

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2011年02月23日

フラクタル第05話「旅路」

「フラクタル」

（2011年01月13日放送開始　原作：マンデルブロ・エンジン）
俺：３０歳

とことん、特に何もなんもなかった回。
ちょっとだけフリュネの気持ちが出ました。
第05話「旅路」。あっさり感想です。

第05話「旅路」

船に戻ったクレインとフリュネ。スンダにとってクレインはネッサの付録。
付録扱いが嫌なら勝手に降りろとパラシュートを渡す。使い方を聞く根性も無いなら働け。
というわけで、艦内で強制労働。

おばさん×２と洗濯するクレイン。痴女二人にパンツを脱がされ暴かれる真実。
クレインは・・・ふんどしを愛用していた・・・白の・・・。
そんな労働中、ネッサは一家の女の子と遊んでいた。
クレインには姿を現さないネッサ。

「ネッサは君のドッペルかなって最初は思ってた。
　でもネッサは、ネッサの入っていたブローチは勝手に持ち出したってこと？
　だからあの連中に追われてるの？あの変な人が言ってた世界の愛しい娘達ってどういう意味？
　一つだけ答えて、君はネッサのことが嫌いなの？」

「あの子を好きになってはいけないんです。」

何も話してくれないフリュネ。
その時、船のシステムに異常が発生した。
のけものにされるクレイン。トイレから接続し船のシステムを盗み見る。
船は何基もの壊れたバルーンを解体してまた組み立てられていた。しかもわざと古いテクノロジーを使って。
トイレから接続し解析を試みるクレインと、メインで解析する爺ィ。
「古いアルゴリズムでトレースを続ければエラーの個所は必ず見えてくる。」
二人が発見したのはノイズだった。

クレインはそのノイズの正体はネッサだと言う。
古いプログラムをトレースして出てきたノイズなのにあのドッペルなわけは無いと爺ィ。
しかし発生した異常はオートパイロットにまで及ぶ。
船内でネッサの大捜索が始まる。

ちょこまかと現れては消えるネッサ。
そこへ侵入していた昆虫型カメラ。僧院が船内の中で娘達を探していたのだ。
フリュネとネッサを見つける僧院のカメラ。

フリュネは船を降りようとしていた。
「私がいるからネッサが出てこないんです。」
「違うよ。ただかくれんぼを楽しんでいる。ネッサはああいう自由な奴だし。」
「だからブローチから出さないで欲しかった。」
「どうして？」
「目の前に現れてしまえばつらくなります。」
「どーゆーこと？」
「僧院にとって大事なのは私よりネッサなのです。だからあの娘を連れて一緒に全てを終わらせたかった。」
「終わらせる？なんでそんな！」
「愚かな繰返しを終らせることでしか、私達には・・・」

「違う。きっと違うよ。終わらせちゃったら何も始められないじゃない。
　何も新しいモノ見つけられないじゃない！
　ネッサには一瞬一瞬が新しいって気がする。生れたての赤ん坊みたいに。
　だから全てが楽しくて俺もこの船乗ってちょっとだけ楽しいかなって思える時があって、
　自分でも意外なんだけど今まで見えなかったものが見えてくるのが楽しいって、
　なんか自由かもって、だからネッサは自由なんだ。気持ちの持ちようでフリュネだって・・・」
「言わないで！いい加減なこと言わないで！あなたは何もわかってない。」
「だったらちゃんと話してよ、言ってくれなきゃわからないにきまってる。」
「もう、かまわないで！」

そう言ってその場を去るフリュネ。そこへネッサが現れる。
かくれんぼしてるテイで、フリュネはネッサを諭す。
ネッサが鬼なんだから、私を捕まえてみんなのもとへ連れて行って。と・・・。

フリュネがネッサを、いや、ネッサがフリュネを捕まえてきたことで人騒がせなかくれんぼは終わり。
システムは無事に回復した。ネッサはあれから当たり前のようにこの船に居付いている。
あと、変わったことと言えば、フリュネがみんなと一緒に食卓を囲むようになったこと。
笑顔がちょっとだけ多くなったこと。
操縦席で計器を眺めても出て行けとは言われなくなったこと。
あの股間の布が赤に変わったこと・・・。

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