放浪息子 #09 「かっこいい彼女」
佐々さんとにとりんと登校する三人。
高槻さんを見たちーちゃんは、なにそれ格好イイと興奮。
僕、やっぱりにとりんと高槻さんってお似合いだと思う。
そんな話をまこちゃんがしていたら、高槻さんがやってくる。
「にとり君、デートしよう。」
「え?」
「あっ、デートって言い方はまずいか、あの、でなくて、
良かったらまたユキさんのとことか一緒にっていう、今度の日曜どうかな?」
「あっ、その日はちょっと・・・」
「わかった、じゃあ別の日に誘うね!」
「ホントに格好いい。あんなちゃんに許可をもらったってのが心憎いよね!」
まこちゃんの言葉に、にとりんは心の中で思う。
― 格好イイ。格好イイ・・・けど・・・ ―
そんなときに土居からメール。
― こないだのねーちゃんに会いたい。―
土居はにとりんとユキさんが一緒にお茶してるとこを見ていた。
にとりんは友達だと説明していた。
日曜日。
にとりんと土居はユキさんのもとへ。訪ねてきた高槻さんも一緒に。
「なんだよついてくんなよ。お前関係ねーだろ。」
「二鳥君のボディガードだよ。」
「何がボディガードだよ、馬鹿じゃねーの、女のくせによ。」
「何、お前らってやっぱ付き合ってんの?」
「二鳥君、ちゃんと彼女いるよ。」
「えっ、ウソ、彼女いるのに何守ってもらってんだよお前・・・」
ユキさん家。
「それで、おかまのお姉さんに何のご用?」
即刻バラすユキさん。
「おかまのうえに、この人と暮らしています。」と無理やり起こしたしーちゃんを紹介。
「さぁ、何のご用?」
「いや、綺麗だなと思いまして・・・」
帰り。
「お前なんなんだよ。」とちょと苛立ちながら聞く土居。
ほんとはヤクザの息子とかそーゆーすごい切り札持ってんじゃねーの?と言い出す始末。
そして夜、物思いにふける土居。
すげぇな、男の美人って想像つかね・・・
って次の日。
お前ちょっと女になってみせてよ。放課後一緒に帰ろうぜ。
別にちょっと見てみたいから。
― どうして、ドキドキしてる。―
誰もいない二鳥家。
女装したにとりんをみた土居。
「お前まじ可愛いな。
お前、これで学校来いよ。高槻男の格好で来てんじゃん。」
女の子の格好で学校へ行くことを想像してみるにとりん。
それから着々と女子の格好で学校に行くことを考えるにとりん。
ちーちゃんに相談したり、高槻さんに制服借りようとしたり、姉は怒るだろうとか両親の反応とか・・・
一晩じっくり考えた。
― 僕は自分で言うのもなんだけど、ここ一番で肝が据わってると思う。
って言ったのはまこちゃんだっけ。まぁいいや。ドキドキするけどもう決めた。決めた。―
セーラー服で登校するにとりん。
担任は、「二鳥!?・・・によく似てる・・・」って・・・
「二鳥です。」
「二鳥修一です。」
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やべぇ、女子の格好で学校行ってる想像シーンが切ない

何故だか、切ない・・・
なんだよぉ、高槻さん

制服くらい貸してやれよぉ



と思ってしまった。
二鳥君の「高槻さんは格好イイけど・・・」とか、
「どうして。ドキドキしてる。」とかの発言。
これは、先に一歩踏み出した高槻さんへの焦燥感や、
勇気を持って自分も踏み出そうとしていることへの期待感なの?
それとも、にとりん。
実はメンズ好きってことに気が付き始めようとしてるのか?
よくわからない行動をする土居のせいで、そんなことを考えてしまったよ・・・
高槻さんは大丈夫だったのに、
にとりんは保健室に連れてかれて、そのうちお母さんがきて帰ちゃった。
確かに男子のほうがハードル高いよね・・・
これからにとりんはどうするのか。
友達や、もしかしたら帽子かぶってた先生(名前忘れた・・・)が、
にとりんや高槻さんをバックアップしてくれるのかもですね・・・
どっちにしろ、駄目なものは駄目で片づけられてしまわないこと期待します。
次回、10話「10+11」。



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→過去記事:放浪息子 #02「きらい きらい 大きらい」はこちら

→過去記事:放浪息子 #03「ロミオとジュリエット」はこちら

→過去記事:放浪息子 #04「私の名前をあげる」はこちら

→過去記事:放浪息子 #05「夏のおわりに」はこちら

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キーワード:放浪息子 アニメ AIC_Classic
| .2011年-2015年 ・アニメ
| 2011年03月18日 21:00
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