フラクタル 第09話 「追いつめられて」
★僧院
キモバローは生きていた。
・誰も見つけ得なかった鍵の製法を見つけたのはバロー。
・フリュネはNO.152589
・祭司長はNO.141923。
数多の少女の愛と命を吸って在り続ける。世界はなんと醜く残酷で、脆いものなのでしょう。
部分が全体を内包し、どの階層でも互いに補完しあうよう創られた世界がフラクタル。
その目的は内包する全ての人の欲望を願いを叶えること。
祭司長の決意。それはロストミレニアムの抹殺。
300年ぶりに発動される僧院の伝家の宝刀らしい。
★フリュネとネッサ
ネッサはかつて存在した私と同じ顔をした最初の少女。
私達が神と呼んでいる少女に宿っていた人格。心です。
そして私は身体。その心のために用意された肉の器。
その二つ、別たれた肉体と記憶が一つになることで、鍵が生れると言われています。
そしてその鍵こそが長年のエントロピーの蓄積で崩壊しかかっているフラクタルの再起動を可能にするものなのです。
★一致団結するロスミレ
ロストミレニアムの全種族は持てる全ての戦力を投入して、僧院に総攻撃をしかける。
スンダは自分も参加しようかと言うクレインに命令する。
お前は村に残れ。フリュネとネッサを全力で守れと。
ところがどすこい、フリュネはクレインとネッサを置いて僧院へ行ってしまう。
説得出来るとしたら鍵の半分である自分だけだと、置き手紙を残して。
自分はフリュネが好きということを認め、駆けだすクレイン。
二人はフリュネの元へと飛ぶ。
そして 僧院 VS ロスミレ の空中戦が始まった。
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なんかさらっと、フラクタルの説明がありましたね・・・
祭司長もフリュネと同じ、というか141923番目のフリュネの大人の姿ということなのでしょうか。
でも、まだまだわからないことだらけ・・・
数多の少女の命を吸って・・というのは前回観たからわかるとして、「愛」を吸ってとはなんぞや

「部分が全体を内包し、どの階層でも互いに補完しあうよう創られた世界」
そんな世界補完計画は誰がどうやって実現したの

フリュネ達が神と呼ぶ最初の少女。
どうして心と肉体が離れてしまったのでしょうか。
それとも誰かがわざと離したのでしょうか。
肉体と記憶が一つになることで生れる鍵。
その鍵がフラクタルを再起動する。
さてさてさて、鍵があったとしてフラクタルは本当に再起動できるんでしょうかね

誰かがわざと離したのであれば、その鍵は世界(フラクタル)を終わらせてしまうのでは

とも思います。
確か、鍵はフラクタルも救うことも滅ぼすこともできると言ってた人がいたよね・・・
もし両方可能だとしたら、フリュネあるいはネッサが選択をしなければならないのかもね。
あるいは鍵を一つにするきっかけ自体が選択するのかも。
(それをクレインだと思ってるんだがね・・・)
よくあるじゃないか。例えばポニョとかね。
フラクタルっていうくらいだから、システム自身が自身の有意性を見つけ出すようになっているんじゃないだろうか。
見つけ出せなければ滅ぶ。
必要とされるから存在する。必要とされないなら無に帰る。
とかね。
でも、肉体の処女性がつながらねぇ・・・
それもわかっていくんですかね・・・
例えば誰かがはじいて遊んでいるビー玉の中の世界に、
クレイン達の世界があるとかは勘弁です。



→過去記事:フラクタル 第01話 「出会い」はこちら

→過去記事:フラクタル 第02話 「ネッサ」はこちら

→過去記事:フラクタル 第03話 「グラニッツの村」はこちら

→過去記事:フラクタル 第04話 「出発」はこちら

→過去記事:フラクタル 第05話 「旅路」はこちら

→過去記事:フラクタル 第06話 「最果ての町」はこちら

→過去記事:フラクタル 第07話 「虚飾の街」はこちら

→過去記事:フラクタル 第08話 「地下の秘密」はこちら

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| .2011年-2015年 ・アニメ
| 2011年03月18日 22:45
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